2011年12月18日日曜日

実はこれもねずみ講

どっかのサイトで見たけど、
年金とか健保ってあるやろ?
実はこれにねずみ講のような部分が隠れてたりする。
そもそもこれが上手く機能する最低限の前提が幾つかあるんよね
1、物価が常に上がり続ける
2、人口が右肩上がりもしくは同じように推移
3、平均寿命は常に一緒
4、人口ピラミッドにおける年齢構成比が常に同じ

中でも1と3と4は最重要と言えます。
何故なら、日本の年金や健保を支えるのは今までに蓄えた分をそのまま被保険者に返すんじゃなしに
現役世代が退役世代を支える構造になってるからです
だから現役世代の人口が減って、退役世代の人口が増えるなど
(退役世代の人口)/(現役世代の人口) の比が今のように高くなれば、
今までの大盤振る舞いを維持しようとすれば、国庫で拠出するか
現役世代の掛け金を増やすかしかなくなってくる
でもさ、これらの費用ってさ、全く生産性がある訳じゃないから
国庫で拠出すれば、国庫もそれだけ費用が不足してくる訳なんよね
その分税金に跳ね返ってくる訳ですよ
まぁその時の税金に跳ね返ってくるならまだいいけど
実態はその費用の多くを国債によって賄ってるのが現状なんよね
つまりは借金ですよ
そしてその借金のつけは全て、未来の世代、
つまりはまだ生まれていない人らや現役世代の前半やこれから現役世代に向かっていく未成年者に全部押し付けられてるんよ
こんなのを長く続けてれば、これらの人らに完全にしわ寄せがいって
保険自体が国のお荷物にしかならないか
もしくは保険自体の支給が掛け金に見合わん位のごく少額、もしくは支給自体が実際はされん可能性だってあり得るんよ
これって保険の意味ある?
ないよ
しかも今の支給を受けてる人らを優遇するためにこれからの状態に蓋をする現状が続いてるんですよ
これをそのまま継続すれば明らかに最後にはどっかで支給できないか増税か、デフォルトなどの誤魔化しで未来へは事実上の支給が出来ない事態にもなるんよ
これって完全にねずみ講やん
昨日も橋下が朝のワイドショーでねずみ講って言うてたけど
やっぱりその通りって思うもん
これを打開してしまうなら速やかに掛け金分の支給しかしないようにするか、
こういう福祉系の保険については民営化をすべきですよ
民営化してればスピーディーに支給や掛け金の見直しが随時なされるから
政府のやってること程の大きな問題にもならんのよ


参考までに国が出してる人口ピラミッドを出すと



戦前や戦時中では正常なピラミッド型で
こういう時代が長く続けば問題ないんよね




問題は戦後高度経済成長が終わり、俺の生まれた時代になると、徐々に壺型へ

1980年ではまだ壺型は顕著ではないけどね

そして今のデータでは、壺型が顕著になりだし、

 







更に団塊世代が今の平均寿命の辺りまで来ると…

2030年頃
更に壺型が顕著に…
そして2055年になると



約85歳で区切ると、逆ピラミッドになる訳ですよ…
ここまで来る前に恐らくは日本のデフォは来るかもしれない
何故なら、国債の発行はドンドン進んで今の状態で既に新規発行の国債は対GDP比で約2倍
対GDP比以上に税金を取るのは無理があることから
これは本末転倒な事がよく判ります
そしてさらには、これらの人口ピラミッドが示す通り、少子高齢化が進み
この比率がうなぎ上りに上昇することが予想されるからです
さらに追い打ちをかけるのが、日本の国家の格付けを裏付けている大きな1つの要素の
国債の国内消化は後数年で出来なくなります
そうすると、国債は海外に出す必要が出てくるため、こんな状態の国の国債を買う可能性がかなり低くなるんよ
そしたら予算が組めずにデフォルトするか、ハイパーインフレになるか…
まぁ向かう所は“お先真っ暗”って奴か
しかもその煽りを受けるのが今支給を受けてる世代じゃないのが味噌
完全にこれから掛け金を支払っていったり支払いを今している世代にしかしわ寄せがいかない
これをねずみ講と言わずして何を言うw


ほなね




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