2012年1月6日金曜日

数学

結構世の中に数学が嫌いな人は多いけど
実はあれかなり有用な学問ってことを感じる人はどの位おるかな?
しかも普通に生活する上でも有用って事ですね
例えば、統計の計算に基づいたマーケティングにも使えるやろうし
期待値を用いて宝くじの買い方や賭け事なんかも使えるらしいし
他にも多々ある訳ですよ…
ラスベガスでMITの学生がグループを作ってラスベガスのカジノで大勝ちしたって話は有名な話ですが
これも実は数学的な確率論に、勝負で勝つ確率を高めるために出たカードを別の人が暗記してそれで勝つ可能性を高めて期待値としてどの位稼げるかを試算して勝負したらしいですけどね
末路は、ラスベガスの係員に捕まって出入り禁止になったらしいですけど…

他にも、数列なんかは銀行の複利計算なんかに利用できるのは有名ですが、
少し転用すれば、ヨドバシカメラやビックカメラなどポイント還元してる店のうたい文句の嘘を簡単に潰せたりしますw
例えば、ある商品を買うのにヨドバシカメラで1万円かかったとします。ポイント還元率が20%とする。
そして別の店、ケーズデンキでは、8000円で売ってたとする
そうすると、ヨドバシカメラの言い分は必ず、“ポイント還元すれば同じになる”っていう…
でもここで落とし穴がある
何故なら、ポイント還元した20%分を利用してもポイントにはならないが、差額の2000円を利用した時にはポイントなりお釣りなりが出てくるって事ですよ
つまりは、2000円分の買い物をした際についてくるであろうポイントがないのでその分はうちらが損失を食らうことになる
数列において、無限にそのポイント還元率をかけていくと
実は、20%還元の場合では約5%程度の損失が出るし、10%還元でも約1%分の損失を食らうから
少しでも安さを求めるのであれば、この計算をしてみるといいやろう
式としては、損失分=1/(1-r)-r   :rはポイント還元率
これで計算してみると実は簡単に出る
そして、この式も数列の中の無限等比級数というので公式として使われてるのを転用しただけw

他にも、会計の世界でよく使うのが、現在価値の設計
これは10年後の100万円が今どの位の価値になるかって言うのを計算した数値になるんよね
物価の増減はあれど、基本的には物価スライド制によって物価は日々上昇するようになっているんよね
30年前に10円で買えたものが、今では20円になったよっていうのもまさにこれね
まぁ物価上昇だけでなしに、賃金や材料コストの問題などもあるから一概には言えんけどねw
さて、この計算は実はどういうのに使われるかって言うと、
社債の利回りやローンの利回りに利用されたりするんよね
この計算の大元になるのが、長期国債の金利、
長期国債は安全資産であるっていう前提のもとで成り立ってる話やけどねw
これを何年ローンで借りたり、何年間貸したりするかで返済時の金額、金利などを計算して
そこから逆算して、最終的に何ぼの返済を要するのかを計算して
そこに借りる側の信用度を計算して金利などが決まるんやってさ

他にも図で物事を考える時なども数学での増減をチェックしたり、三角比を用いて関数の計算をしたり、
積分を利用して、範囲内の面積を求めて、その面積の増減で2種類のグラフの広がりをチェックしたりと、まぁいろんな使い方が出来たりするんよ

他にも背理法って考え方がある
これは証明したいことの逆のことを一旦仮定して、
その矛盾点を導き出し、
そしてその最初の前提となる仮定が誤っていたことで、
逆のことを証明するってやり方やね

これを、利用すれば、
例えば、人口は無限に上昇し続ける訳でないとことを証明したければ
まず人口が無限に上昇すると仮定し、
その矛盾点で人口が増えすぎたことによる弊害を出す
例えば環境の悪化や、戦争、食料問題などを上げ
そしてその結果、人口の上昇にも限度があるっていうことを導く
そして最初の仮定とは矛盾するねwって示して
最終的に人口は無限に増え続ける訳じゃないってことを示せるw
てことかなw

まぁ数学嫌いな人は考えるのも嫌やろうけどねw
結構、有用な部分も多いんですよ
数字や数式で説明されることは多いけど
数学なんかも哲学を数式や数字で説明してるだけに過ぎんからね
だから数学を考える時に大事なのは、
数字の意味や数式の意味を考えることが1番大事w

俺が浪人中に数学の講師から言われたのが
数学って言うのは所詮はサル真似やって
サル真似から入ることで数学を考える第一歩になるってね
俺はそこに加えるとしたら、そこに数字の意味や数式の意味を考えながら真似するのが大事ってことね
俺も実際、無意識やけどこれをやって数学は伸びたしねw

“学ぶとは真似るから派生した”って言われるのといっしょやねってことやねw


長くなったけど、ほなね

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